以下の内容はすべて自己責任において行っています。誰もいないことと思いますが、やる場合は自己責任で。事故や不具合、動作しなくなったなど全ての結果に関して当方は一切責任を負いませんし、メーカー保証もきかなくなると思うのでご注意ください。
今回コンデンサを入れ換えるPCDPはこちら、松下電器産業株式会社(現パナソニック)製SL-CT520です。2005年発売の製品で、私のこのSL-CT520は2006年1月製造のものです。なんとまだ保証期間内です。
SL-CT系列はその名の通りCompact&Thinですから内部クリアランスが絶望的に少ないです。よってコンデンサ交換には向きません。この機種も基本的には5mmハイトのコンデンサしか使用できません。ただし寝かせることで5mm径も使用可能です。
今回は電源部を470uF*2から1000uF*2に増量しています。三洋OSCON導電性高分子6.3V1500uFも考えましたが、手元に無かったのでニチコンHZにしました。
純正と交換用のコンデンサは以下の表の通り。今回は電源部とHPカップリングのみの交換です。
純正コンデンサ | → | 交換コンデンサ(全て新品) |
4V47uF*2(表面実装 5mm高) | 変更無し | |
4V47uF*1(ニチコン 5mm高) | 変更無し | |
4V220uF*2(ニチコン 5mm高) | 4V220uF(ルビコンBlackGatePK) | |
4V220uF*1(ニチコン 5mm高) | 変更無し | |
4V470uF*2(松下 黒 5mm高) | 6.3V1000uF(ニチコン HZ) | |
4V470uF*1(松下 黒 5mm高) | 変更無し | |
6.3V330uF*1(松下 黒 5mm高) | 変更無し |
電源部のコンデンサは4V470uFが2個並列になっていました。HZ6.3V1000uFは直径が8mm有るので、リード線でスペースに余裕があるところまで引っ張っています。