ポータブルCDプレーヤー(SONY D-223) 基板修理
設置2009/4/18
最終更新2009/4/18

以下の内容はすべて自己責任において行っています。やる場合は自己責任で。事故や不具合、動作しなくなったなど全ての結果に関して当方は一切責任を負いませんし、メーカー保証もきかなくなると思うのでご注意ください。


「修理」といってもそんなたいそうなものではなく、実に簡単ですぐに終わってしまうものです。私の経験では、ディスクマンの故障事例の多くはこの手のヘッドホン(orLINE)端子部基板破損ですね。
ちなみに私は破損防止などのために必ず「アナログボリューム付延長ケーブル」を繋げっ放しにしているのでこういうことはまず起こりませんが、直差しで抜き差しすることが多い場合はこうなってしまうのでしょうね。

たったこれだけで音が片方なり両方なり出なくなるわけですから、多くの人は「壊れた」と思い手放しているでしょう。が、このように本体を開けてみると誰もが中学の技術の時間にやる程度の知識・技量で修理できてしまうわけです。
こんなことで捨てられてしまう機器は勿体無いというより、かわいそうですね。可能ならば私が片っ端から500〜1000円前後で引き取りたい気分です。


さて、今回の私の事例は中古購入のD-223です。購入時からパターンに亀裂が入っていて、端子部を少し押さえつけていないと音が出ないという状態でした。
とはいえ端子部に紙を挟み、付近のねじをきつく締めればOKという程度でしたので修理することなく使用していました。
が、やはり人にも物にもごまかしはそう長くきくものではありませんね。すぐに駄目になりました。

仕上がりが汚く、アップにするとお叱りを受けそうですがアップの写真を載せました。
ディスクマンに限らず、どんなもののどんな基板でもこのような手法が多く通用するのでおススメです。ものによっては細かかったり複雑だったりもしますが、パターンを目で追うか回路図を見れば大丈夫でしょう。
(くどいようですが、これらに関して起きたトラブルについて私は一切責任を負いません。「お前が○○でいいっていっただろ」という文句はナシでお願いします。やる場合は自己責任で。失敗しても「どうせ捨てるものだったから」という気持ちでいるのが一番ですね。)


この事例くらいなら基板のパターンが大きく簡単なので誰でもすぐに出来るのではないでしょうか。
結果、ちゃんと音が出るようになり、修理は成功しました。これでまたこのD-223をどこでも使用することが出来ます。D-223はディスクマンシリーズの中でも特にデザインが好きで気に入っている機種です。デザインだけでなく、液晶表示部のバックライトも良い味を出しています。


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