ポータブルCDプレーヤー(松下SL-S230(2)) コンデンサ交換
設置2009/4/26
最終更新2009/4/26

以下の内容はすべて自己責任において行っています。誰もいないことと思いますが、やる場合は自己責任で。事故や不具合、動作しなくなったなど全ての結果に関して当方は一切責任を負いませんし、メーカー保証もきかなくなると思うのでご注意ください。


趣味でポータブルCDプレーヤー(以下PCDP)を集めています。ただ純粋に音質を求めるのであれば、もちろん据え置き型の機器でオーディオシステムを構築したほうが良いと思います。しかし、PCDPはどのプレーヤーにもそれぞれ違う味があって実においしいアイテムなんですね。

今回コンデンサを入れ換えるPCDPはこちら、松下電器産業株式会社(現パナソニック)製SL-S230です。1998年発売の製品で、私のこのSL-S230は1998年10月製造のものです。以前紹介したSL-S230とはまた別の個体になります。

純正と交換用のコンデンサは以下の表の通り。今回は増量があります。そしてフルOSCONです。

純正コンデンサ 交換コンデンサ
4V220uF*2(松下) 6.3V560uF(三洋OSCON高分子)
4V560uF*1(東信) 6.3V560uF(三洋OSCON高分子)
6.3V47uF*1(三洋OSCON) 10V47uF(三洋OSCON)
6.3V220uF*2(ELNA) 10V270uF(三洋OSCON高分子)
10V22uF*1(松下) 20V22uF(三洋OSCON高分子)
10V47uF*3(ELNA) 10V47uF(三洋OSCON)
10V330uF*1(東信) 10V330uF(三洋OSCON高分子)
16V10uF*2(松下) 16V10uF(三洋OSCON)
50V1uF*1(松下) 25V2.2uF2本直列(三洋OSCON)

耐圧を上げるためにOSCONを直列に接続することは推奨されていませんが、現在のところ特に問題は発生していません。万が一なにかあっても自己責任でやっているので私は一向に構いません。


引き抜いたコンデンサです。

今回いくつかのコンデンサを増量しましたが、たいした増量ではないのでやはり全く何の問題も無く再生しました。
カップリングコンデンサを増量したのでカットオフ周波数が下がっています。SL-S230はSL-Sシリーズの中でも低音が薄い機種なので効果が見込めます。



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