出来る限り正確な情報を記載するよう努めていますが、誤りも有るかもしれません。それにより発生した全ての事について私は一切責任を負いません。ご了承ください。
(6枚目写真はコンデンサ交換例)
主要諸元(取扱説明書より、一部追加。)
メーカー | SONY | CDR再生 | - (再生可) | 音飛び防止 | 無し |
名称 | Discman D-111 | CDRW再生 | - (再生不可) | 本体重量(実測) | |
発売 | 1992.*? | 出力端子 | LINE PHONE |
音響効果 | DBB(NORM(無し),MID,MAX) |
電源 | A:BP-DM10等 B:AA*2 C:DC6V |
再生対応規格 | CD-DA | ||
DAC | 1bit | アンプ | アナログ | ||
HP出力 | mW+mW(Ω) | AVLS | 無し |
サイト管理人・右京崇の勝手な意見
上位機種にD-211/311とあり、この機種は一番下位に位置していますが電解コンデンサが全てスルーホールということとクリアランスが大きいということで整備性がよく、気に入っています。
少々分厚いですが、操作性がよく使いやすい一台であると思います。シャンパンゴールドと緑のツートンのカラーも実に面白いですね。
音質は近いところではD-101/202系で、実に凶悪なDBBや力強い音が印象的ですが、D-101系やD-223系に比べると音楽やヘッドフォンの得手不得手相性があるようにも感じました。
しかしハマった時の音質は実に個性的且つ驚異的なもので、広さや豊かさなど、何時までも聴いていたいと思わせるものがありました。
サイズも重量も大き目でデザインやカラーも好みが分かれるところではありますが、音質や整備性、互換性などさまざまな面からみて実に完成度の高い実力派機種であると思いました。
その他、備考
他機種とのパーツ互換、コンデンサの詳しい役割など質問がありましたら答えられる範囲でお答えします。
基板番号:1-644-093-12 (リビジョンやパーツ構成の異なる個体があります。)
純正コンデンサは以下の表の通り。
番号 | 耐圧、容量 |
C330,512 | 4V33uF(松下KS 黒) |
C*,311,509,514,522 | 4V47uF(ルビコン 5mm高) |
C*,*,334 | 4V220uF(松下KS 黒) |
C350 | 4V470uF(ELNA紺 5mm高) |
C504 | 6.3V10uF(ルビコン 5mm高) |
C312,319 | 6.3V22uF(ELNA紺 5mm高) |
C*,451 | 6.3V330uF(ニチコン 5mm高) |
C535,563 | 10V100uF(ELNA紺 5mm高) |
C416 | 10V220uF(ニチコン 5mm高) |