ポータブルCDプレーヤー(SONY D-E660) コンデンサ交換
設置2009/4/18
最終更新2009/4/18

以下の内容はすべて自己責任において行っています。誰もいないことと思いますが、やる場合は自己責任で。事故や不具合、動作しなくなったなど全ての結果に関して当方は一切責任を負いませんし、メーカー保証もきかなくなると思うのでご注意ください。


趣味でポータブルCDプレーヤー(以下PCDP)を集めています。ただ純粋に音質を求めるのであれば、もちろん据え置き型の機器でオーディオシステムを構築したほうが良いと思います。しかし、PCDPはどのプレーヤーにもそれぞれ違う味があって実においしいアイテムなんですね。 今回コンデンサを入れ換えるPCDPはこちら、SONY製D-E660です。私のこのD-E660は2000年後期〜2001年前期製造のものです。「ヘッドホン端子から音が出ない」という中古品を525円で購入しました。
原因はやはり基板のパターン破損によるものでした。ディスクマンの基板のヘッドホン端子ユニット付近は設計に問題があるのか、ディスクマンに最も多い故障の1つだと私は思います(あくまで私の経験上の話です。)。この場合ちゃんと線を繋いでやればたちどころに直りますが、先のD-223のときに比べパターンが細かく面倒くさいので修理の予定は今のところなしです。
ヘッドホン端子からは音が出ないということで、はじめから車載用として利用することを目的として購入しました。なのでヘッドホン端子からは音が出なくても一向に構いません。

純正と交換用のコンデンサは以下の表の通りです。

純正コンデンサ 交換コンデンサ
4V100uF(ルビコン) 16V100uF(東信UTSJ)
6.3V220uF*3(ニチコン) 2個16V220uF(東信UTSJ) 他1個変更なし
6.3V330uF*2(ELNA) 16V330uF(東信UTSJ)
10V10uF*2(ELNA) 16V10uF(東信UTSJ)
10V22uF(ルビコン) 16V22uF(東信UTSJ)

もともとついているコンデンサを引き抜いて、そこに同容量のコンデンサを入れれば出来上がりです。容量の増量も考えましたが調整や計算などが面倒なことと動作が不安定になったら嫌だということで、今回もパスしました。



交換の結果、ヘッドホン端子に比べて音質的に劣るLINE出力であってもやはりボヤつきがなくなりました。しかし、こうなるとやはりヘッドホン端子からの音も聴いてみたくなるものです。当初は全く予定していなかった修理の日も意外と近いかもしれません。
LINE出力でも抵抗を挟んでやると音量を抑えられるのでそれもアリでしょう。1キロΩのボリュームがあったのでそれを挟んでみましたが良い感じの音量になりました。


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