出来る限り正確な情報を記載するよう努めていますが、誤りも有るかもしれません。それにより発生した全ての事について私は一切責任を負いません。ご了承ください。
主要諸元(取扱説明書より、一部追加。)
メーカー | Panasonic | CDR再生 | ○ | 音飛び防止 | POS1(*1)POS2(*2) |
名称 | SL-CT520 | CDRW再生 | ○ | 本体重量(実測) | |
発売 | 2005.2 | 出力端子 | REMOTE/PHONE | 音響効果 | 3d-1、3d-2、S-XBS、S-XBS+、TRAIN |
電源 | A:AAA*2 B:AA*2 C:DC4.5V |
再生対応規格 | CD-DA、MP3 | ||
DAC | 1bitMASH | アンプ | デジタル | ||
HP出力 | 6mW+6mW(16Ω) |
サイト管理人・右京崇の勝手な意見
SL-CT510の後継機種ですが電源が単三から単四に変更されています。SL-SX482との差別化を図るためかはわかりませんがこれはいただけないですね。
マズい点は主に2つあります。一つ目はせっかく単四駆動になったのに大して薄くも軽くもなっていないということ。本体の厚みは単三使用機と殆ど変わりませんし、重量も軽くなったという感じはしません。
残る一つは駆動時間の減少です。低消費電力化による長時間駆動を実現しているとはいえ、単四の容量は単三に比べて約38%も減少(Ni-MH 単三2000-2700、単四750-1000で計算。)するので実際の駆動時間はもちろん減少します。ちなみに充電池による駆動時間のカタログ値はCT510が25(Ni-Cd)・34(Ni-MH)時間なのに対しCT520は16時間(Ni-MH)です。
スペックに違いがあるとはいえ残念な結果ですね。
音質に関してですが、CTシリーズはいずれも各最終世代機が一番良いように感じられます。CT500系列は3機種しかないのであれですが、アナログアンプの500、駆動時間・音響効果の510、音質と年式の520、といった選び方が出来ると思います。
その他、備考
パナソニックサポートページ SL-CT520(メーカーサイト)
SL-CT520コンデンサ交換
カラーは写真のブルー(A)のほかシルバー(S)、イエロー(Y)、ピンク(P)の全4色。
*1 POS1は耐震強化モード CD-DA45秒
*2 POS2は高音質モード CD-DA10秒
MP3使用時は切り換え不可で128kbps時100秒。
日本製と中国製が存在します。写真のものは2006年1月生産で日本製ですが、もう一台ある2007年製のものは中国製でした。
その他、他機種とのパーツ互換など質問がありましたら答えられる範囲でお答えします。
基板番号:RJB2997A 3
純正コンデンサは以下の表の通り。C705,706がHPカップリング
番号 | 耐圧、容量 |
C12,101 | 4V47uF(表面実装 5mm高) |
C201 | 4V47uF(ニチコン 5mm高) |
C14,705,706 | 4V220uF(ニチコン 5mm高) |
C27,28,701 | 4V470uF(松下KS 黒) |
C507 | 6.3V330uF(松下KS 黒) |