出来る限り正確な情報を記載するよう努めていますが、誤りも有るかもしれません。それにより発生した全ての事について私は一切責任を負いません。ご了承ください。

主要諸元(取扱説明書より、一部追加。)

メーカー	Panasonic	CDR再生	- (再生可)	音飛び防止	無し
名称	SL-S300	CDRW再生	- (再生不可)	本体重量(実測)
発売	1990.7	出力端子	LINE PHONE	音響効果	S-XBS、ASC
電源	A:RP-BP60等 B:AA*2 C:DC3.0V			再生対応規格	CD-DA
		DAC	16bit2DAC	アンプ	アナログ
		HP出力	15mW+15mW(16Ω)

サイト管理人:右京崇の勝手な意見

このころの松下機のデザインはまさに私の理想であります。
これらSL-S300/500系はどれも操作性が良く、薄く流れるようなデザインがとてもセクシーで、1990年代初期の機種ながら全く古さを感じさせません。
音質は下から上まで大変綺麗で伸びやか、広く各音がちゃんと潰れずに再現されています。どんな楽曲をどんなヘッドフォンで聴いても文句無しだと思います。

数値以上に薄く感じさせるセクシーで素晴らしいデザイン・操作性・音質などは駆動時間以外に非の打ち所が無く、松下PCDPの完成をここに見ましたね。

その他、備考

パナソニックサポートページ SL-S300(メーカーサイト)
うきょうたかしのPCDP＆CD日記2009/12/30記事「コンデンサー交換でSL-S500復活!」
うきょうたかしのPCDP＆CD日記2010/12/27記事「SL-S300系はやはり・・・」

他機種とのパーツ互換、コンデンサの詳しい役割など質問がありましたら答えられる範囲でお答えします。

基板番号:RJB0379A

純正コンデンサは以下の表の通り。C330,_がHPカップリング。

番号	耐圧、容量
C330,_	4V220uF(松下 青)
C115,136,313	6.3V22uF(松下 黒)
C141	6.3V47uF(松下 黒)
C14	6.3V100uF(松下 黒)
C301,304,340	6.3V100uF(松下 青)
C321,322	10V33uF(松下 青)
C11,_	10V47uF(松下 黒)
C13	10V47uF(三洋OSCON)
C142	16V10uF(松下 黒)
C346,347	16V10uF(松下 青)
C20	25V4.7uF(松下 黒)
C124	50V0.47uF(松下 黒)
C106,201	50V1uF(松下 黒)
C102,104	50V1uF BP(松下 黒)
C119	50V2.2uF BP(松下 黒)

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