出来る限り正確な情報を記載するよう努めていますが、誤りも有るかもしれません。それにより発生した全ての事について私は一切責任を負いません。ご了承ください。
主要諸元(取扱説明書より、一部追加。)
メーカー | Panasonic | CDR再生 | - (再生可) | 音飛び防止 | 無し、10秒X-DSSP |
名称 | SL-S490c | CDRW再生 | - (再生不可) | 本体重量(実測) | |
発売 | 1995.2 | 出力端子 | LINE REMOTE/PHONE |
音響効果 | S-XBS、TRAIN |
電源 | A:RP-BP60等 B:AA*2 C:DC4.5V |
再生対応規格 | CD-DA | ||
DAC | 1bitMASH | アンプ | アナログ | ||
HP出力 | 9mW+9mW(16Ω) |
サイト管理人・右京崇の勝手な意見
車載用プレーヤーです。通常のSL-S490と異なる点は光出力が無いことと、ボタンがLEDで緑色に光ることですね。
ボタンや画面が光るということは車載用に不可欠だと私は考えています。トンネルに入ったときや夜の高速、ドライブを鮮やかに演出してくれるイルミネーションはそれだけで雰囲気を抜群に良くします。80年代の女性歌謡曲を聴きながら夜の高速をドライブする際には是非イルミネーション搭載機を使用しましょう。
(ボタン発光時の写真はもう少々お待ちください。)
SL-S490等と同じく、とてもクリアな良い音がナイスな機種です。SL-S290/390/490は若干の仕様差こそあれど基本的には全て同じものなのでSL-S390系と呼んでいます。
低域から高域まで情報量とノビの凄さは当然ですが、これらSL-S390系は特に高域が独特で際立っています。ヘッドフォンによっては合う合わないも出てくるほど、かなり激しく印象に残る高域です。
このSL-S490Cは音響効果スイッチが本体にあるのでリモコンがなくても音響効果を楽しめます。ただ残念なことにSL-S490にあった光出力はなくなっています。
SL-S290は音響スイッチ有り・蓋ロック無し・光出力無し、SL-S390は音響スイッチ無し・蓋ロック有り・光出力無し、SL-S490は音響スイッチ無し・蓋ロック有り・光出力有り、という感じですね。
車載仕様も含めてこれら390系は中期SL-Sシリーズの傑作機種であります。
その他、備考
SL-S490にある光出力端子がこの490cにはありません。
パナソニックサポートページ SL-S490C(メーカーサイト)
うきょうたかしのPCDP&CD日記2010/02/10記事「コンデンサ交換でノイズ消滅(Panasonic SL-S490C)」
その他、他機種とのパーツ互換、コンデンサの詳しい役割など質問がありましたら答えられる範囲でお答えします。
基板番号:RJB1389A 1(リビジョンやパーツ構成の異なるものがあります。)
純正コンデンサは以下の表の通り。C605,605がLINEカップリング、C709,710がHPカップリング。
番号 | 耐圧、容量 |
C709,710 | 4V220uF(松下 青) |
C19,307 | 6.3V22uF(ELNA 黄) |
C207 | 6.3V47uF(ELNA 黄) |
C13 | 6.3V47uF(三洋OSCON) |
C18 | 6.3V100uF(東信) |
C610,713 | 6.3V100uF(松下 青) |
C700 | 6.3V220uF(松下 黒) |
C402,507 | 10V33uF(三洋OSCON) |
C11,12,207 | 10V47uF(ELNA 黄) |
C28 | 10V330uF(松下 紺) |
C29 | 10V1000uF(東信) |
C605,606,711,712 | 16V10uF(松下 青) |
C20,27 | 25V4.7uF(松下 黒) |
C25 | 35V2.2uF BP(松下 黒) |
C26 | 50V1uF BP(松下 黒) |