Panasonic SL-VP50 後期
設置2011/8/8
最終更新2011/8/8

出来る限り正確な情報を記載するよう努めていますが、誤りも有るかもしれません。それにより発生した全ての事について私は一切責任を負いません。ご了承ください。



(5枚目は前期後期比較写真)

主要諸元(取扱説明書より、一部追加。)
メーカー Panasonic CDR再生 - (再生可) 音飛び防止 無し
名称 SL-VP50 CDRW再生 - (再生不可) 本体重量(実測)
発売 (1995.3) 出力端子 LINE
REMOTE/PHONE
音響効果 無し
電源 A:RP-BP120HD等
B:AA*6
C:DC9.0V
再生対応規格 CD-DA,VCD
DAC 1bitMASH アンプ アナログ
HP出力 9mW+9mW(16Ω)


サイト管理人・右京崇の勝手な意見

このSL-VP50はポータブルビデオCDプレーヤーになりますが、PCDPとしての能力は非常に高いものです。
電源に単三6本を採用していることは勿論、全体の回路やパーツが非常にしっかりしているので音が素晴らしく良いです。
サイズや重量がかなり大きいのはネックですが、音質・質感・デサインが優れているナイスな機種です。

2011/8に新たに入手したこちらは既に所有していたものより新しい出荷(1997年)で、なんとトラバースが違います。
これまでのものとそれ以降ではトラバースにもピックアップにも互換がありませんから、もし基板構成がほぼ同じならば新しいトラバース採用で素晴らしい機種を長いこと使えるであろうと思いましたが、残念ながら聴いてすぐ分かる差がありました。
とはいえこの年代には既に採用されていない、主に前期SL-Sシリーズで見られた系列のHPA採用であったりと、音の素晴らしい優良機種という地位に揺るぎはないでしょう。音質の優劣ではなく傾向の違いですね。

これ以外にも同一型番でパーツ・基板構成の異なるものは多く有りますが、トラバースが異なっているものは所有している中では他に無いので敢えてページを分けました。


その他、備考

パナソニックサポートページ SL-VP50(メーカーサイト)
スタフ屋 Panasonic SL-VP50 前期

他機種とのパーツ互換、コンデンサの詳しい役割など質問がありましたら答えられる範囲でお答えします。

基板番号:RJB1349B 3(リビジョンやパーツ構成の違う個体が存在する場合があります。)

純正コンデンサは以下の表の通り。

番号耐圧、容量
C201 4V47uF(東信 5mm高)
C609 4V100uF(東信 5mm高)
C703,704 4V220uF(松下KS 青)
C801 4V470uF(松下KA 黒)
C17 6.3V22uF(ELNA 黄)
C13,507,851 6.3V47uF(三洋OSCON)
C14 6.3V100uF(松下KA 黒)
C402 10V33uF(三洋OSCON)
C603,604 16V10uF(松下KS 青)
C401 16V47uF(東信 7mm高)
C12 16V100uF(東信 7mm高)
C16,18,853 25V4.7uF(松下KA 黒)



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